WEBの文章量の勘違いについて。

「文字が多いと読まないから、できるだけ文字を少なくして、写真だけでパッパッと見れるようにしたい」というような声は、クライアントからしばしば聞かれる要望です。
しかし、これは概ね間違っています。それをいうほとんどの人が、WEBサイトを従来の紙の広告やチラシの感覚で見ています。
WEBサイトと従来の紙の広告やチラシでは、根本的に見る人のマインドが違います。
従来の紙の広告やチラシは、基本的に興味のない人にも「何とか興味をもってもらう」ために使います。だからキャッチーなビジュアルと短い言葉のキャッチフレーズで興味を引き、「とりあえず」簡潔な文章で説明して、とにかく興味を持ってもらうことを第一義としています。しかし、WEBサイトは、検索してアクセスするものなので、基本的に情報を求めて(=ある面なんらか興味のある人が)来ます。要するに欲しい情報を探してきているわけです。

従来の紙の広告やチラシは、とりあえず興味を持ってもらったら、次へ繋ぐので役目は終わります。WEBサイトは、むしろその次のバトンを渡されて「興味を持った人が見に来る」場なのです。

だから、興味を持って情報を探して来た人が、チラシと同程度の内容しかなければ、「な〜んだ、何も載ってないじゃん」とか「せっかく見に来たのに情報ないじゃん」などという風にがっかりされて、下手するとストレスになって逆効果です。

興味を持ってきた人には、それに応えるだけの情報を提供しなければなりません。当然文章も多くなります。その時に、読みやすい文章、分かりやすい内容、読みやすいレイアウトなどが重要になってくるわけです。また、チラシ等から話が一貫していなければなりません。

求める情報があれば、人はいくらでも読みます。
「文章が多いから読まない」という人も自分が興味のある話だと読むはずです。

繰り返しになりますが、情報を求めて(期待して)来たのに、十分な情報が得られない方が、不満に思います。

「せっかく見に来たのに何も書いてないじゃないか」そういうサイトは意外に多いです。せっかくのチャンスを逃しています。