DXの失敗の真実はどこにあるのか?

DXの失敗の真実はどこにあるのか?

いろいろなメディアやマーケティング、システム会社のメルマガなどで「DXの失敗」についての記事の見出しをよく見かけます。
そこには、システムの考え方や仕事のやり方などの考え方についての内容が多いです。もちろんそういうこともあるでしょうが、もっと根本的な各自のネットコミュニケーションのリテラシーにも原因があるのではないかと思います。

例えばメールの書き方。
件名をいい加減に書く人が実に多いです。あるいは、来たままの返信で全然違う内容を送ったり。メールは送られた人が件名を見ただけで内容の想像がつくような書き方や急ぐ場合は、早く見てくれるような件名の書き方をするとスムーズなのですが、そういう書き方をする方は1割いるでしょうか。
また、同じ内容の流れでも、引用が何重にもついて共有され、誰に何が重要なのか良く分からなくなっているメールなど、メールのやり取りひとつとっても、あまり合理的に運用されているとは思えない様子が覗えます。
さらに言えば、本当は「お世話になります〜〜〜」の冒頭の挨拶文も日常やり取りしている人同士では不要だと思います。すぐに要件を書けば、スマホなどでプッシュ表示されるときに2行くらい分かるので、すぐに何の要件のメールかがわかるのです。

また、ファイル添付の仕方、画像ファイルやエクセルファイルの知識など、初歩的なことも知らないままやり取りしている人も少なくありません。それがために、トラブルになったり、手間がかかったり、あげくのはてに「やっぱり紙の方が早くて便利だ」なんてことになったりします。もちろん紙の方がメリットがあることもありますが、ITを使いこなせないがための紙だよりでは、いつまで経ってもDXは進みません。

そういった意識でいるかぎり、システムを上手く使いこなせないだろうし、そういった低い意識の責任者がDXの仕組みを考えてうまくできるはずがありません。
決して難しいことではなく、意識が向いていないだけなのです。
DXが上手く行かない原因は、結構そのあたりにあるのではないかと思ったりします。