若者を投票に行かせる策

若者を選挙の投票へ行かせるべく色々な策が講じられているようですが、どこかずれているような気がしてなりません。あれらの策の立案に当事者である若者は加わっているのでしょうか。
カッコ良いとかダサイとか、投票にいかないのはそういう理由ではないと思います。面倒だから、関心がないからではないのでしょうか。
「誰が成っても同じだから」という意見は大昔からありますが、それも含めて、政治が国民と乖離しているということの現れだと思います。

なにせ投票してもそれが反映される実感がないのだから、「面倒だから、関心がないから」と言われても仕方がありません。それが本音だからです。そういう意識の若者を強制的に投票させて、いい加減な判断で投票させるのが、投票しないよりましなのかというとそれも問題ではないでしょうか。

しかし、世間は大きな素朴な事実を見落としているのではないでしょうか。ただでさえ人数が少ない若者が投票に行かないということは、ただでさえ数が多い高齢者が選んだ議員ばかりで政治が決まってしまうと言うことなのです。そのことにおそらく若者は気付いていない。もちろん、投票したところでどれだけ政治に反映されるのかという問題は別にあります。

高齢者は、例外を除いてどうしても自分の生活をよくしてくれそうな人を選ぶでしょう。若者の将来を考えて投票する人も少なくはないとは思いますが、あくまで親として年長者としてと言う判断ですから、当事者意識ではありません。
少なくとも現状は、極端に言えば高齢者に都合の良い議員ばかりで政治が回されているわけで、「君たちはそれでいいのか?」ということを若者に知らさなければ当事者意識は生まれないように思います。
学級会で何かを決めるとき、体育関係の委員ばかりで彼らの都合よ良いように決められると文化系の委員からは、「ずるい」という不満が出てくるでしょう。それと同じ事が起こっていると言うことを知らさなければ、若者の意識の中に投票する意義は生まれないのではないでしょうか。