程度について。

世間でいろいろなニュースがでて、良いか悪いかの議論がされますが、その多くで「程度の問題」が抜け落ちていることが多いです。

どんな物事でも、程度によって影響力が違ってきます。例えば精神科の医者によると、精神的な異常だと言われる症状の多くは誰もが持っているものだと。それが社会生活に影響を及ぼすレベルになると「病気」だと判断されるというようなことを言っていました。

20%の法則というのがあります。100個の白い玉のウチ、10個を赤にしてもさほど目立たないけど、20個にすると存在感がグッと増すというものです。その程度の境目が20個(=20%)だと言うことですね。

先の話も玉の話もその程度というのは、明確に表せるものではありません。20%というのもあくまで目安であって、人によって感じ方は少しずつ違うものだと思います。

とはいえ、現実に、同じものでも、「気にならない」程度と「気になる」程度があり、それによって是非が分かれます。
昨今の世間での議論で、この視点が抜けていることが多いなと思います。

程度には、満場一致ということはほとんどないと思います。反対の人もいるけど、この辺りの程度が妥当なのではないか。それを決めるのが議論だと思いますが、どうも白か黒かの議論が多いように感じます。

白か黒かだといつまで経っても決まりません。