理由を明らかにする大切さ。

指導する、教えるという場面はたくさんあると思いますが、上手な人はその理由を明らかにします。
理由を知ってそれに納得すると人は、教えや指導内容を覚えます。
しかし、理由を言わずただ、こうしろああしろというのは、結局それを暗記するしかなくなり、身につくのが遅いです。
理由を言わない人には2つあります、ひとつは知っているけど忘れていわない、あるいはあれこれいうと覚えにくいのではないかと気を回しすぎて言わない人。
もうひとつは、本人も分かっていない人。これが問題です。本人が分かっていないから説得力もないし、分かっていないため間違った指導をしたりします。こういうケースは、少なくないのではないでしょうか。
組織や団体で良く分からないルールがあったりしますが、その理由を誰に聞いても分からない事があります。結局、「昔からこうやっているから」。こういうことがムダをまねくし、組織の規律にも影響します。

最近話題になる「理不尽な校則」もこの類いです。なぜそうするのかという理由が分からない、あるいは曖昧で、教師も悩んでいたりします。
指導する側が悩んでいるのだから、生徒も悩みます。親御さんも悩みます。

ある企業で、社内の規則を見せて頂いたことがあります。そこには、「こうやること」と同時に「なぜそうするのか」という事が明解に書いてあり、感動したことがあります。当時まだ30代だった社長がつくったそうです。その数年後、その会社は上場し、業界でも有名な会社になっています。