物事を先延ばしにしない方がよい理由。

「明日できることは明日やれば良い」という人がいます。あるいは、ものごとを期限ギリギリにならないとやらないという人もいます。「間に合えばそれでいいじゃないか」と言うことだと思います。その業務に関してはそうですが、その人やプロジェクト全体にとってはそうでもありません。今日処理してしまえるなら今日した方が良いというのには理由があります。

ひとつは、余裕を持って仕事をした方が良いということです。これは誰でも分かる話で、期限前に不測の事態が起こらないとは限りません。余裕を持っていればリカバリーができます。余裕がなければ、どちらかが犠牲になります。

もうひとつは、これも余裕を持つという話のひとつではあるのですが、これが意外と認識されていないようなのです。
頭の中の余裕です。今日できることを今日処理できれば、もうそのことについては考えなくて良い(頭の中から消える)ですが、明日にのばすと明日まで頭の中にいます。期限まで延ばすと期限直前まで居るわけです。他の業務もあるので頭の中には複数の事が場所を取っています。

次のことを考えなければいけないのに、まだ処理しなければいけない事が頭に残っていると新しいことを考える意識とエネルギーが取られてしまいます。それが複数になってくると、新しいことを考えるのに余裕がなくなって、新しい発想やアイデアを出すのに障害となってきます。あるいは、そういう事が増えている状況で、トラブルや不測の事態が起こるとちゃんと対応ができません。いろいろな事に最善の状態で対応するには、頭の中を常に白いキャンパスのようになんでも描けるようにしておく方が良いです。
さらに、早く処理してしまえば、処理したことにより関連する動きも早く起こり、不測の事態も早く起こり、多くの場合対処がしやすくなります。早く処理すると言うことは、いろいろな物事がどんどん確定されるので、先の見通しの精度も高くなるということでもあります。

先延ばしにする人がチームの中に居ると、プロジェクト全体が遅くなります。こういうことが積もり積もって、組織全体でのスピードが組織によって大幅に違ってきたりします。
事業によっては、売るタイミングを逃したり、不測の事態に対処できなかったりします。

 

 

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