変化する競争相手。
市場が複雑になってきて、競争相手は必ずしも同業者、
同ジャンルの商品ではなかったりします。
マクドナルドのハンバーガーが100円になったときに、
競争相手は、ハンバーガーではなく、
コンビニのおにぎりになって来ました。
逆にコンビニのおにぎりは、競争相手に
100円ハンバーガーが仲間入りしたといった具合です。
最近では、コンビニの100円入れたてコーヒーが
競争相手は缶コーヒーと思っていたら、
質の上でカフェになっていました。
調査でも、好きなコーヒーでカフェの次につけています。
この先、コンビニがイートインコーナーを増やすと
カフェもおちおちしていられません。
相手は100円ですから。
Mac Cafeというカフェ業態のマクドナルドでは、
広い店内に通常のの注文カウンターの他に
ドリンクとスウィーツが注文できる
カフェカウンターがある店があります。
インテリアもいつものマクドナルドとは違う
ブティックかと思わせる高級感。
広々とした店内は、狭いカフェよりはるかに快適です。
競争相手は、オフィス街のカフェです。
そういうエリア性による競合の変化も生まれてきます。