偶然は、理由があってやってくる。

いろいろ戦略を立てて販売しても思うように売れなかったりすることは多々あることです。
そのとき、思いもよらない先から注文が入ったり、意外な人が買っていったり、
この人が一体何に使うんだろうと思うような売れ方をすることがあります。

これを偶然売れたと思ってはいけません。
お金を払って買うには必ず理由があります。
その理由が、その人だけのことなのか、
同じような人が他にもいそうなのかによって、新しい需要が見つかります。

建材の販売店が、素人用に半練りの使いやすい漆喰を売り出したところ、
ひとりの人が大量に買ったそうです。

不思議に思って聞いてみると、左官職人、つまりプロなのです。
なぜ素人用の半練りを買うのかを尋ねたら、
人手不足でアシスタント(つまり練る人)がいない。
半練りの漆喰なら、アシスタントなしで使えると言うことだったそうです。

そこで、半練り漆喰商品をプロ用に仕立てたら爆発的に売れたそうです。

たまたま売れたは、新しい需要の種かも知れません。