企業がニューノーマルな時代に生きる条件。

新型コロナ禍で現代日本が陥っていた機能不全のいくつかがあぶり出されました。はんこや必要のない会議、出張の多さなどです。一方でオンラインによる会議やコミュニケーションの有効性にも、いまさらですが気づかされました。これらのムダと有効性の気づきは、必ず社会の変化に表れます。社会の動きが変わると価値観も変わってきます。さらに気をつけないと、もうすでに人々の意識は新型コロナ禍前から変わってきていることです。それらの変化が一気に進むことが考えられます。ビジネス環境と顧客の心理の変化を視野に入れておくことが大切です。

●大袈裟に宣伝しない
商品を実態以上に宣伝して売る時代は終わりました。そんなことをしているとSNS等で実態との乖離情報が広がり返って信用をなくしてしまいます。商品情報を正しく誠実に伝えることが大切です。

●デメリットも伝える=対象を明確にする
誰にでも売ろうとするから大袈裟になります。売る対象を絞って正しく訴求することで、周辺の対象にも注目されるのです。ある人にとってデメリットな事が、違う人にはメリットになる場合もあります。

●シンプルにする
情報が多くて、流れの速い時代には、難解な情報は、目に留まりません。入口はシンプルに、まずは分かりやすくすることが大切です。

●IT環境を当たり前に持つ
電話を使えない人はいないと思います。しかし、電話はもう必ずしもビジネスツールではありません。当たり前に電話が使えるように、WEBももう当たり前になっています。若い世代は生まれたときからスマホがあるのですから。

●ITに偏向しない
とはいえ、やたらと煽るマスコミにも要注意です。業種業態によってITの使い方は異なりますし、ITですべてが行えるわけではありません。人間は非ITですしね。重要なのは、ITをうまく取り込むことなのです。

●普遍性を保つ
ビジネス環境が変わっても人間や社会の普遍性は変わりません。それが故の現象の変化も起こります。人間は、起きて食べて寝る、遊ぶ。水は低きに流れる。人は便利で快適なことを好む。そういったことは変わらないのです。

●ブランド神話を鵜呑みにしない
ひと頃、ブランディングこそ大事と言われましたが、ECサイトのレビューやSNS等でユーザー同士の情報交換が広まった今、商品の分野によってはブランド性に意味がなくなってきています。常にお客さんの心情や行動を考えることが大切です。

●定説を疑う
「アフターコロナはこうすべし」的な定説が飛び交いますが、新型コロナ禍の行方が分からないいま、世界でアフターコロナを知っている人は誰もいません。「こうすべし」が正しいかどうかは分かりません」。自社のビジネス環境を正しく把握し、ビジョンや方針を明確にし、自社の判断で切り開いていくことが重要です。

●事例に頼らない
事例の好きな(頼る)企業は非常に多いです。他社が上手くいったので安心ということでしょうが、それはつまり、もう他社がやっていることなのです。もちろん、それを取り入れる手はありますが、何でもかんでもの事例主義は役所と同じです。何か新しいことをしようとすると事例はないのです。

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