リユース市場と中古品の感覚。

リユース市場が拡大していると報じられますが、リユース商品購入経験者は国民の約3割という調査結果があります。

若者の方が利用傾向は強いようですが、これはフリマアプリなど、ネットのリテラシーも影響していると思いますが、総じて若者の方が利用に積極的なのではないでしょうか。

ひとつは世代によって新品・中古品の感覚が違うと思います。
高齢者の中でも戦争経験者の層は、ものがない時代を生きてきたので、ものを大切に使う感覚があり、リユースには寛容ですが、ネットリテラシーも低く、リユースショップをまわる行動力もありません。マインドはあるけど、アクションに及ばない。また、もうリユースを買ってまで必要なものはないというライフステージでもあるとおもいます。

そのしたの高齢者、戦後生まれから高度成長時代に育った層には新品崇拝があって、中古品に対する小さな抵抗感があるのではないでしょうか。「人が使ったモノを使うなんて」という都落ち感覚があるような気がします。これは生きてきた時代背景が影響していると思います。それより若い世代に行くと、ファッションのビンテージや古着が流行した世代なので、中古品に対する抵抗はどんどん薄れていると思います。また、若者の方が既成観念がなく、合理的に考えられるのではないでしょうか。またネットリテラシーがあるためメルカリやヤフオクといったリユースアプリで簡単にやり取りできることも利用の大きな原動力となっているでしょう。趣味の世界は別にして、日用品でもリユースの感覚が浸透するのは良いことだと思います。

ドイツでは昔から自動車の修理に使われる部品の半分近くが中古部品そうです。日本ではまだまだ新品願望があり、中古部品について「大丈夫なのか?」という不安があるのではないでしようか。日本人は総じて新品願望が強いと思います。欧米人は合理的なので、中古で良いものはそれで十分という感覚なのでしょう。

これは、ひょっとしたら、人付き合いの習慣が影響しているのかも知れません。欧米人は他人とも肌を触れあってハグをしますが、日本人がそういうことをしません。
他人と肌を触れあうことに抵抗がないので、他人が使ったものにも抵抗がないのではないでしょうか。