マーケティングのジキルとハイド。

マーケティングには良い面と悪い面があります。

必要としている人に、より合理的に商品を届けるのは、
良いことですが、飽和状態の消費社会では、
マーケティングは、悪く言えば
必要としていない人にムリヤリ買わせることでもあります。

本質はどうであれ、結果的にお客さんが満足していれば
いいじゃないかということでもあるのですが、
そういう場合でも、お客さんはどこかそらぞらしさを
感じているのではないかと思います。

実際、現代社会は大量のゴミにあふれています。
もちろんゴミの原因はそれだけではありませんが、
そういうもやもやしたものが社会全体に
知らない間に蔓延し、その空虚感を埋めるために
また何かを買うということをします。
終わりなき消費社会は、そのような衝動によって
回っているのではないかと思います。

しかし、消費の中でも、ああこれは良かったという
本当に満足する消費もあります。
そういう消費を増やしていくことができれば
もっと心が豊かになるのではないでしょうか。

そのためには、無理のある売り方や商品をなくし、
水が低きに流れるがごとく人々の感情が
自然に購買へ向くようなマーケティングが理想です。

それを言い出すと世の中の回転が鈍ってしまうのかも知れませんが。
しかし、一部では某かそういった純度の高いことが
求められているのではないかと思います。