ブランドの終焉?

インターネットサービスの発達は、従来の概念を変えてしまいます。そのひとつがブランド。今でもブランディングという言葉が使われて「ブランド性を高める」ということが必須のように言われますが、それも一部の分野を除いて徐々に効力がなくなって行くはずです。

商品そのものの性能や味が商品価値である商品は、ブランド性が意味を失いつつあります。理由は、ネットショップやブログで、リアルなレビューを見ることができるからです。
提供側、つまりメーカーや販売者からの情報はあくまで、売ろうとする側の都合の良い情報です。極端に言えば、良いことばかり書いてあるわけです。
しかし、レビューは、悪いことはもちろん、良いことでもその程度がどれほどなのかが書いてあり、該当商品が自分のイメージしたものなのか、求めている性能なのかなど、現実に近い情報がいとも簡単に手に入ります。
これは、昔ではあり得ませんでした。
レビューには、先頃問題になっている恣意的なものも含まれる場合があるでしょうが、サイト側もそういったものを排除しょうとやっきになっています。なぜなら、それらが増えるとサイトの信用が落ちて商売に影響するからです。

そういう状況では、例えばソニーというブランドに頼らなくても、自分の目的に見合った(予算:性能)他社の商品の情報が手に入ります。
あるいは、ソニーを買った人から、「ソニーを買ったが期待するほどでもなかった」というようなレビューがあるかも知れません。
ソニーのような「ブランド」には、そのような大きすぎる期待とのギャップによるリスクさえ生まれます。

とはいえ、まだまだブランド性が聞く業界もあります。ステータスになるような商品です。トレンドのファッションブランド、高級ブランド等です。

いずれにしても、「ブランド」の力は以前と状況が変わってきたことを認識しておくべきですね。