コロナ後の世の中-6 都市部から人がいなくなる?

テレワークの有効性に気づいた企業は導入を広めます。働く人も出勤する頻度が減るにつれて、特に都心近くに住む必要ないんじゃない?と思うようになります。職住近接はもう過去の話になります。
そして、企業自体も都心である必要がなくなっていきます。
かつては、メディアがあるからという理由で東京へ集中しましたが、そのメディア自体の力も昔ほどの支配力がなくなっています。インターネットで企業自身が発信できるからです。これから企業自身の情報発信力も勝敗に大きく影響してくるでしょう。

このような流れで都市には人も企業も今ほど集中する必要がなくなります。近郊都市を中心に良い具合に生活機能が分散されていく。逆に大都市部の巨大施設は、縮小を余儀なくされるかも知れません。分散化に加えて人口減少。都市部と近郊都市のよすが一変して行くのかも知れません。

10年程前にある大手ビル会社の仕事をした際に、グループ傘下に新たにシステム会社をつくっていました。その理由を尋ねると将来的に都市部に人がいなくなることを想定して、都市のビルをデータセンターなどIT施設として衣替えさせるための布石だというようなお話しでした。その時点ではもちろん新型コロナ騒動など想定していなかったはずですが、今回の騒ぎがなかったとしても将来にはそのようになるとすでに予測しているわけですね。