アマゾンの広告事業がすごい理由

アマゾンの広告事業が将来グーグルを脅かすのではないかと言われています。
気がつけば、何かを買いたいとき、グーグルで検索するのではなく、アマゾンの検索で探していませんか?
それはもう、もうアマゾンで買うことを決めていると言うことです。なぜそうするのでしょうか?

グーグルで検索するとアマゾンはもちろん、楽天やYahoo、その他のショップが出てきます。そういったショップと比較もせずもうアマゾンで買うと決めている理由はなんでしょうか?
本当なら、他店と比較して価格や内容を鑑みて決めるのが最も適切なモノを選べるはずです。それを放棄してアマゾンに飛び込むのは、過去の経験からアマゾンだと価格や内容などで間違いがないという安心感があるからです。これこそまさに、アマゾンが謳っている「顧客体験」ではないでしょうか。顧客体験とは、その場での体験だけでなく、その積み重ねによる安心や信頼こそが価値を生むということです。

まずアマゾンで探して思うものが見つからなければ、グーグルで探し、他店へ見にいくという流れが習慣になっている人も多いのではないでしょうか。見過ごしてはならないのが、なぜ後回しにされるかです。アマゾンより高い、アマゾンより面倒、アマゾンより商品情報が少ない、この3つのうちのどれかなのではないでしょうか。

しかし、この3つは、とてもモノを買うときの基本的なことです。それで勝っているということは、アマゾンは良く言われる「当たり前の事を当たり前にする」ということを実行しているだけと言えます。
他店がなぜできないのかというところが課題ですね。

ただ、根本的な事業の成り価値を考えると難しい面があります。アマゾンの収益の柱はクラウド事業だそうで、小売りは現金フローを得るための装置として位置づけられています。だから赤字でも構わないのだそうで、現実には未だに赤字だそうです。そこがポイントで、同じ業種で赤字でも構わない会社と黒字でないとやっていけない会社では、そもそも勝負にならないのではないかという気もします。

個人的には、楽天のカートシステムが未だに面倒で分かりにくく洗練されないのが不思議でなりませんが。

アマゾンはこの優位性で、新しいタイプの広告事業(買う気満々の人にに商品が買える場所に導く)が成り立ち、それでさらに収益が上がるという、おそろしいプラスのスパイラルに入ろうとしています。