それは「見せ方」が良くないのかも知れません。「良い商品」というのは、買ってみて初めて分かることです。当たり前のことですがお客様には2種類あって、新規客と既存客です。「良い商品」が分かるのは既存客であり、新規客には、いくら販促で謳っても買うまでは「良い商品」であるかどうかは分かりません。

そこで、大事なのが「良さそうに見せること」です。新規客が買う動機は「良さそうに見えたから」です。良く言われる「見せ方」が大事といわれる所以はここです。売るためには商品の良さを伝えるというのは、必ずしも正解ではありません。買ってもいない商品の真の良さを伝えることはまず不可能です。しかし、その「良さ」を感じて期待してもらえるように「見せる」ことは可能です。その結果、なんか自分の未来に「良さそう」と思ってもらえれば買ってもらえます。1度買ったら、商品の真の良さが分かりますので、自分に合っていれば継続的に買っていただけるでしょう。この「見せ方」こそが販促のポイントです。
写真で見せる、言葉で表現する。デザインで演出する、店頭のディスプレーで見せる、イベントの設えで見せる・・・すべて見せ方です。その商品は、どう見せたらお客様に「良さそう」に見えるのか。そこが重要です。
当事務所は、その「見せ方」のご相談も賜ります。