業務で心がけていること

当事務所では下記の視点を大切にして業務を行っています。

真実はどこにあるのか

とかく人間は表層的なことに惑わされがちです。企業活動で企画なり表現なりが求められる場合には、必ず解決すべき課題があるはずでその根源がどこにあるかを見極めることは不可欠です。 そこを見誤ると、ずれてしまいます。
また、せっかく課題が正しく設定されていても、業務が進むにつれどんどんぼけていって、エッジが甘くなる場合もあります。
あるいは、最初からぼけている場合もあります。現場から距離のある人たちの間で、話がやりとりされている場合などに多いですが、ふたを開けてみると、全然話しが違っているということはありがちなことです。 これでは的を得た企画ができるはずがありません。
こういう場合は、その話の内容や状況からおおよそ察しがつきます。
当事務所では、そういったズレがないようにして、現実的に課題を解決できる企画や表現を提供していきたいと考えています。

客目線で考える

人間はどうしても自分の視点でものを考えがちです。しかし、企業活動は基本的にお客さんが相手です。特に現代は多様化の時代です。細分化されたマーケットを見定めるには、マーケットにいるお客さん側にたった視点がなければズレてしまいます。
ひとつひとつのアプローチがお客さんからはどう見えているだろうかという視点は不可欠です。 自分たちの視点ばかりで進めると落とし穴にはまります。 そういった意味で、ひとつの業界にどっぷり浸かるのではなく、いろいろな業界の仕事をさせていただくのは、常に素人目線で見ることができます。素朴なお客さんの目線で常にチェックしていたいと考えています。

合理性

企画や表現というような主観が介在する仕事は、深めようと思えばいくらでも深く掘り下げることができます。しかし、趣味の世界ではありませんので、費用対効果や時間コストとの合理性なども考慮しなければなりません。 与えられた時間や予算を合理的に使って最大の効果を生むことが必要です。
そのためには、バランスということが大事です。予算配分、時間の配分、どこに重心を置くのかなど、ビジネスとしての合理性、効率性が高まるように心がけています。 違う見方をすれば、より合理的に行うために企画がある(ある目標値を設定して仕様を決める)とも言えます。

楽しいかどうか。どこに楽しさや喜びがあるか

人を動かすのは感情です。理屈だけ立派でも楽しさや喜びを感じるものでなければ人には響きません。 これも客目線のひとつではありますが、常に楽しさ、喜びのある内容を考えています。

効果検証ができるように

せっかくお金をかけてプロモーションをやったのに効果検証が貧弱な場合が多く見られます。 物事は常に検証し次回へ改善すると言うことをしていかないと精度が高まりません。ビジネスの合理性の面でも、効果検証をちゃんと行えるようにと常々思っています。

売りの真実

モノやサービスが売れ始める理由について、商品企画やサービスの質など商品の内容の良さと思われがちですが、真実は「良さそうに見えたから」です。 商品の質で買うのはリピート客です。買ってみないと商品の良さは分かりません。初回の客は、何らかの理由で「良さそうだ」と思ったから買うのです。 つまり「良さそうだ」と思わせるにはどうすればよいかを考えなくてはいけないのです。そう言う意味で、「見せ方」「伝え方」というのがとても大事なのです。
また、当然、初回客とリピート客ではアプローチが異なります。「売り」だけをとってもこのように2つに分解して考えなければなりません。

営業の真実

「営業」という言葉は非常に曖昧な言葉です。どこからどこまでを「営業」というのか。
「営業マン」というと、とにかくお客さんに商品を“売り込んで、売ってくる”と考えられてしまいますが、全員の営業マンがひとりでそれだけをこなすことが可能でしょうか?
賢い会社は、営業を分割して行っています。
大きく分けると4段階。集客、フォロー、販売、顧客化。
それぞれの段階でやることは違います。これらを組織的にやっていくのがもっとも効率の良い方法です。 企業によっては、営業マンが行うのは、販売だけだったりします。
それぞれの段階に販売促進の手段があります。 需要なのは、販売方法全体を仕組み化し、その中で人間と組織、ツールなどをうまく連携させることです。

インターネットの本質

あえて言うのもはばかれれるほど、インターネットは当たり前になり、どんどん技術が進化し、新しいサービスも生まれていますが、販促においては、手段のひとつであるということを忘れてはいけないと思います。
SNSにしても何にしても、ちゃんとスタンスやコンセプトを持った上でやらないと効果がないばかりか、逆効果になる怖い面もあります。余計な情報の発信は、ノイズにもなり、伝えたい情報を阻害します。企業において遠くに重要なのは、良い情報を出すことよりも、悪い情報を出さないことです。 インターネットでの情報発信は、よくよく考えてやらなければいけません。

ブランディング

ブランディングという漠然とした概念だけが先行して、情報発信をしたらブランディングになると勘違いしているケースも多いのではないでしょうか。 どのような状況に持って行くかという目標を明確にして、逆算で何をするべきかを考えなければいけません。 重要なのは、「何をしないべきか」です。 前項とも重複しますが、何をしないかで、その企業の方向性や個性がより際だってきます。
あれもこれもしていると結局何も伝わっていないという事になりかねません。