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読者に共感を生み出す表現で企業のメッセージを伝えます。

ブログやfacebookなどで、どなたでも気軽に文章を公開する時代になりましたが、目的に沿った文章を書く、あるいは戦略的に文章を書く、しかも限られた文字数でということになると、コピーライターの領域になります。
一般的なカタログ、パンフレットから、PR誌などでの取材による執筆、雑誌連載なども実績があります。
大阪・神戸へフットワークが軽いのですが、ITの発達した現代、遠方からのご依頼も可能です。東京の企業様のお仕事も行っています。
コピーライティングというと「キャッチフレーズ」という風に思われがちですが、それは要素のひとつでしかありません。 むしろ、TV-CMなどの衰退がいわれる昨今のマーケティングからすると、DMやパンフレット、WEBでの、ある程度の文字量のコピーが重要になって来ているとも言えます。
コピーライティングは、マーケティングの一環として戦略的に文書をつくることで、変わった発想や面白い口調だけで成り立つものではありません。 キャッチコピーにしても、思いつきでできるものでもありません。 また、お客様の層やマーケットが違ってくると文章の表現も違って来ます。場面場面で、適切な文章の作り方というものがあります。

この場面では、文章はどのようにあるべきかという前提(コンセプト)を考え、文章表現を組み立てていきます。 企業の中にも文章の上手な方はおられますが、「文章が上手」とコピーライティングは、必ずしも一致しません。
コピーは、伝えたいことを目的通り伝えることが必要だからです。この「目的通り」というところが戦略性です。 あるいは、複数のメディア(ツール)で文章を作り分ける場合もあります。そういった場合に一貫したコンセプトを保ち、目的通りの効果を狙えるようにつくっていくのがコピーライティングです。

当事務所ではコピーライティングだけの業務も行っております。また、企業を取材して本にまとめるというような業務実績や全国雑誌の連載実績などもありますので、多様なご要望にお応えできると思います。
また、コンサルファーム業務に携わった経験から、経営者視点や事業構築、マーケティング視点からの取材やライティングも得意としています。

コピーライティング詳細

キャッチフレーズや本文(ボディコピーと言います)などになります。文体、口調は商品や媒体、状況に合わせていろいろコントロールできます。
内容もまじめな説明タイプから、少し読み物として抑揚が必要な場合は、キャラクター性を強めたり、そうすることにより話し手のメッセージがより伝わります。また、イメージ重視の場面では、コンセプチュアルな語り口調になったり。
媒体は、印刷、WEB、ラジオなど、その媒体に合わせたつくりかたをします。同じメッセージでも、状況や場所が違うと、ちょっと言い方が変わりますよね。コピーも同じです。その場面で一番伝わりやすい言い方が必要です。

企画書を仕上げて欲しいというご依頼

パワーポイントの企画書を作って欲しいというご依頼もいただきます。
ただし、提案のための「企画書」と営業用の「提案書」では少し体裁が異なります。多いのは「企画書」です。

(1)中身ができていてそれを伝わりやすいカタチに仕上げるのか、
(2)中身も含めて考えるのかによって作業が違ってきます。

*説明:(2)は、企画になりますので、文章作りとはまた別の話になります。
(1)の中身ができていて企画書の体裁に仕上げる場合も、(1)-aデザインも重視する場合と、(1)-bデザインは分かりやすければ良い場合とで異なります。前者の場合は、デザイナーが必要な時があります。

中身はできているという場合もいざ蓋を開けてみると完全にできていない場合も多いのでご注意ください。
企画書にして欲しいという場合も、8割程度中身ができていて、あとの2割はこちらで話を補足し分かりやすい体裁に仕上げることもあります。作業としては、通常、お客様とやりとりや打ち合わせをしながら進めますが、s簡単なものは、メールで送っていただき、できたものをメールでお送りして完成させるものもあります。

ネーミングなど

ネーミング、タイトル案なども仕事です。ネーミングなどは、社内で募られる場合も多いですが、そのセレクトは我々のような専門家が関わることが必要です。それは、コミュニケーションとして戦略的に判断できるかどいうかという面で、意見を聞いていただき、最終判断は、部門の責任者や経営者になると思いますが、ただ面白いとかユニークとか、格好いいだけで選ぶとせっかくのネーミングの値打ちがなくなります。

コピーライティング業務の進め方

一般的な印刷物のコピー、例えばカタログや広告、パンフレット、DM等の場合は、そのツールの役割やページ構成、ターゲットなどをお聞きし、資料や情報を揃えてからの作業になります。デザインのラフがあった方が、文字数などもおよそ確定できるので仕上がり精度が高くなります。
まだデザインができていない段階で、ラフ用に見出しなどを先に始める場合もあります。あるいは、企画から構成、見出しまで行い、デザインをされて、最後に本文コピーを書く場合もあります。
特に決まった順番はなく、状況に応じて、いちばん合理的な方法で進めます。 デザイン性を重視する場合、イラストレーターのラフデータをいただき、テキストボックスにきっちりと入るように書くことも可能です。

映像やイベントの場合、コピーと言ってもナレーションやMCなどになります。この場合、時間軸という制約がでてきますので、構成の時間などに応じて時間内に収まる量に調整します。 また、書き言葉と話し言葉、MC台本などではまた違って来ます。

盛り込む内容などが決まっているか否かでも進め方が違って来ます。盛り込む内容も含めて判断してコピーにする場合である程度の量がある場合は、一旦ラフ原稿を提出し、内容的に問題がなければ仕上げるという進め方の場合もあります。

取材を伴う場合

制作物によって、取材する相手や内容、量は大幅に違って来ます。
基本は、口頭でお話しを伺い、それを資料としてしかるべきカタチにコピーを仕上げるというものです。取材については限られた時間と機会ですので事前に資料をいただき、主旨を明確にして、できれば事前にお聞きしたいことをリストにしてお渡ししあらかじめ考えておいていただくようにします。
そういうことをしないと、何も事情が分からず話に出てこられても「何をお話ししたら良いの?・・・」と言うことになりがちです。一般的には取材されるということに慣れておられないためスムーズに行かない場合は多いです。
あらかじめ趣旨や質問事項を用意してお渡ししていても、ご本人まで行っていない場合やご覧になっていない場合もあります。そうすると、取材に入ってから趣旨やお聞きしたいことをご説明しなければならず、それだけで20分くらいとってしまったり、それを聞いてから「それならあの資料が必要」と資料を探しに行かれたりと、どんどん取材時間が短くなったりします。
そう言う面で取材の場合は、事前に準備と段取りを綿密にやっておく必要があります。
また、アンケートに答えていただいてそれを資料に記事を作るということを希望される場合もありますが、多くの場合、(定量的な情報以外は)必要な情報は得られません。取材と同じように、何を書いて良いか分からないからです。文章を書くには、具体的な情報が必要なのですが、そういうアンケートの回答では一般的な傾向として抽象的な話が多いです。いちばんの原因は、書いて伝えるということに慣れていないためです。目的を把握し、適切に情報を提供するというのは、結構難しいものです。中には、とても適切に有効な話を書いていただけることもあるのですが、割合としては少ないです。
そのため、例外を除いてアンケートは取材用の下準備か、定量的なものに限るのが得策です。

用語用法表記について

企業によって専門的な用語があったり、用法が違っていたりする場合が多々あります。例えば、「スピーカー」という言葉でも、そのまま表記する企業もあれば音引きを省略して「スピーカ」と表記する企業もあります。あるいは、形式と型式、・や●や<>の使い方、「組合せ」なのか「組み合わせ」なのかなどです。
そういった表記のルールブックを作られている場合は良いですが、ない場合は、後々チェックや校正の時にやっかいな問題が起こります。担当者ごとに見解が分かれる、またはチェックする度に表記基準が変わってくるからです。それらのために、修正や訂正を繰り返すと言うことが少なくありません。
印刷物を多く作られている企業は、普段から表記のルールブックを作られていると便利です。ムダな手間やコストが削減されます。