感動で動き、理屈で納得する。

商品によっても違うでしょうが、人が商品を買うには2つのどちらかのきっかけがあります。 感動して買うのか、納得して買うのかです。 ものによれば、感動してから冷静になって納得して(させて)買うということもあります。
納得によって感動が生まれる場合もあります。 いずれにしても、納得は冷静でその場だけのものであり、あまり憶えていませんが、 感動は、心に刻まれます。 感動すると満足度が高いです。 感動すると、ニーズがないのに買ってしまいます。 感動すると、少々納得いかなくても買ってしまいます。 感動すると人に言いたくなります。
逆に納得しても、感動がなければ満足度は低いです。 ということは、次回は買ってもらえないかも知れません。 商品を売るには、感動を生み出すのが一番強力だと言うことですね。
人は、大きな買い物ほどいい加減に決めると言います。 この「いい加減」は、精査せずにということの象徴的言い換えだと思いますが、 もっと言い換えると「何となく決める」という事だと思います。
日々の食品などの価格には10円単位にシビアなのに、不動産などは「なんとなく」で決めてしまったりします。 これは言い換えると、日々の商品は「納得」で買い、 不動産は「感情」で買うとも言えます。
大きな買い物ほど、自分の人生に与える影響も多く、関係する事象も複雑で有形無形を合わせると結局のところ損得を計算することができないといえます。 食品は、逆です。損得が把握できる範囲です。 こういうことを人間は無意識に判断しているのだと思います。 つまり、大きな買い物ほど感情に訴えなければいけないし、日々の買い物は、理屈(納得の素)で訴えなければいけないという傾向があるということです。