分かってもらうことと、インパクトは違う。

販促物などで、往々にして伝えたいところにインパクトをインパクトをと言う風になりがちですが、これは必ずしも正しくありません。何でもかんでもインパクトが必要なわけではありません。
まるで「分かってもらうにはインパクトで目立たせて」という方程式があるかのようですが、違います。インパクトの目的は注目性です。「注目性=分かってもらえる」ではありません。
まず、目を引いておいてから、次は読んでもらって分かってもらうのです。広告物でまず目を引くためには某かのインパクトは必要です。しかし、パンフレットなどで読ませるページでは、場合によってはインパクトは邪魔になります。
注目性の必要な媒体と読ませて理解してもらうための媒体では見せ方は異なります。目的が違うからです。
例えば、街角にたって大声や変わった風体で何かを訴えると注目されます。しかし、話を聞きに人が集まってきてから、やたらと大声で話したり、変わったことをしているとやかましかったり、余分なことを考えしまったりして、一体いいたいことは何なのだ?という風になります。
話を聞きに人が集まって来たら、大声ではなく、人に分かるように優しく丁寧に流れをもって話さなくてはなりません。
大声や変わった風体は、その流れを阻害します。この注目してもらう場面とちゃんと話す場面が理解されず、「伝えたいことにはインパクトのある表現」となる場合はとても多いです。
結果的に逆効果になってしまている場合は、とても多いのではないでしょうか。