印刷物のデザインの役割。

販促物は、読んでもらわないと意味がありません。 しかし、読んでもらうためには、 興味を持ってもらわなければなりません。
そのためにキャッチフレーズやビジュアル (写真やイラスト、デザイン)があるのですが、 何に興味を持つのかは、人それぞれに違います。 その時の状況もあります。

しかし、ひとりひとりに向けて 販促物をつくるわけにはいかないので、 商品の特性と狙っているお客さんの 共通項を使って興味を引こうとするわけです。 特にその商品を買ってもらうためには、 何をどう言ったら共通項になるのか。 それが分かっても、競合他社が同じ事を言っていたら、 同じ事をいっても興味を持ってはくれません。
正解を言いたいのに正解を言えないという事になります。 そこで、見せ方を工夫することになります。 同じ事を言っているけれども、なにか違う匂いがする。 実は、この違う匂いがとても人を引きつけたりするのです。

匂いは、主にビジュアルです。 構図、デザインの処理、写真、イラスト、 それらすべてを含めたデザインから受ける全体的な印象です。 この印象は、例えば初めて人と会ったときに印象が良いか悪いか、 あるいは誠実そうか、信用できそうかということと同じです。 視覚的な情報は最初に人間が得る情報の8割だと言われます。この第一印象は、以降のお客さんの心情にも影響を与えます。
そういう面で、販促物の全体的なデザインは、 興味や好意を持ってちゃんと読んでいただくためにとても大事なのです。