逆張りの嗜好マーケティング。

動物である人間は合理的にできています。おなかが減ったら食べたくなるし、同じ事を続けていたら飽きてきます。
強い刺激を受けていたら刺激のない状態が欲しくなるし、長い間刺激がなかったら刺激を受けたくなります。
人間の生理は、つねにバランスを保とうとします。それらは社会全体の傾向(トレンド)と個人的な状況変化が影響します。
デジタル化されスピードが上がってくると、アナログでゆっくりなものへの欲求が生まれてきます。
ファーストフードに対して、スローフードという考え方もあります。
工業製品が浸透してくると、手づくりのものも欲しくなります。そういう相反する市場というのは必ず生まれてきます。
ファッションカラーの変遷も、戦略的につくられたものばかりでなく、色が人間に与える刺激という物理的な面から相反する嗜好により大きな波があります。これら様々な嗜好の勢いや大小のバランスや移り変わりが社会のトレンドとなります。
現代は嗜好が多様化しているので、様々な嗜好がマーケットとして成立する可能性を持っています。新しい商売を考えるヒントとして、今あるマーケットの反対の嗜好を考えてみるのも良いかも知れません。