言葉の肥大化にご用心。

言葉がキイワードになると、どんどん解釈が肥大化して事態が良く分からなくなることがあります。

最近では、デザイン、ブランディングなどでしょうか。
しかし、世間で拡散されていくうちに拡大解釈され、ただ言葉を飾りのようにつけられているだけというような状況も多いのではないでしょうか。

○○デザイン、○○マーケティングなどと命名すると、素敵な何かがありそうなムードが漂い、企画書や会議の資料などに盛り込まれると、何か新しいことが生まれてきそうな気になります。
デザイン、ブランディング、ともに、定義が曖昧に成りがちな言葉です。どうにでも解釈できそうなことばです。つまり、後付け理屈にも使いやすい言葉です。

「そこでいう○○デザインとはどういう概念なのか」ということを小学生でも分かる言葉で説明しなさいと言われるとできるでしょうか。
使っている本人も実は良く分かっていないということもしばしば。

つまり、明快な解釈や定義がされない曖昧な状態でプロジェクトが進んでしまうことになります。当然途中で話がぶれてきて、良く分からない状況になっていきます。会議をしてもあちこちから違う見解がだされ、そのどれもが合っているようであっていないようでもあります。そもそもプロジェクトリーダーが良く分かっていなかったりします。そのような状況で、何かを進めて上手くいくはずがありません。

流行り言葉(バズワード)に振り回されないためには、最初にそこでいう○○○デザイン、○○マーケティングとは、つまりどういうことなのかということを分解できる限り細かく定義しておくことが重要です。