古いものを大事にする市場。

日本人は、伝統文化を持つ割には、新しい物好きでそれが加工貿易の文化や経済発展を担って来たのかも知れません。

しかし、最近は古いものを大事にする、古いものに価値を見いだす傾向が高まっています。
骨董ということとは少し違ったものです。

西洋文化の取り込みが経済発展の土台になっていましたが、日本の伝統工芸を見直したり、
古い建物を再生したり、古い建物のイメージを再現したりあるいは、ユーズド感覚も、ある面古いものへの親しみです。

ノスタルジーというのではなく、ひとつには、温もりの感性があるでしょう。
無機的なデジタル化の反動でもあります。
もうひとつは、日本人の復権もあると思います。西欧化していった中で、行き過ぎてきた時点で、どこか居心地の悪さのようなものを感じ始めたのかも知れません。
社会状況から、無意識に西欧への反発心のようなものが刺激されているかもしれません。

いずれにしても、ノスタルジーや骨董ではない、古いもの市場が大きくなってきているように思います。